飲食店や小売店など店舗間口に設置する暖簾は、お客様がくぐり来店される使い方が定番です。その為、店舗のれんはデザインを染色しても生地が柔らかい仕上がりとなる本染め製法で作成されるオリジナルのれんとの組み合わせは抜群です。
そして、お帰りになられる際には一般的に暖簾の裏側をお客様に見られてしまいます。この時に化学繊維素材に片面プリントで作成したのれんですと裏面が真っ白となってしまいます。しかしながら、本染め製法は裏まで抜けており反転デザインが再現される事も特徴の一つとなります。
※生地・デザインの細かさで裏抜け率は多少変動がございます。

本染めのれんは当店では「反応染め」と呼ばれる製造方法でオリジナル作成させて頂きます。
デザインに使用する色を1色ずつ製版と呼ばれる型を作成し染料を生地に染み込ませます。その後で蒸し・洗いの工程を挟み化学反応を起こさせ色を生地に浸透させデザインを再現いたします。
その為、色数により製作コストの変動が大きくなりますが1色もしくは2色デザインの長期使用の暖簾作成では本染めを品質から考えてお薦めさせて頂きます。